住みたい街ランキング東京！

あなたの住みたい東京都内の街はどこですか？ 今までは、各社の東京の住みたい街ランキングで不動の1位だった「吉祥寺」 昨年、その人気は第11位と、トップ10圏外となり、人気の街の順位も大きく変わってきました。 住宅・不動産サイト「O-uccino」賃貸サイトが発表した、2015年1月1日〜12月31日（1年間）のアクセス数をもとにした「2015年、人気の高かった駅・沿線ランキング（賃貸／首都圏編）」を見ながら、人気の理由を探ってみました。

まずは「人気の駅」から。 こちらのランキングは「実際にお客様が物件を検索された数」に基づくため、“単なる憧れ”ではなく、現実性や生活利便性が反映されたリアルなデータとなっています。

閑静な住宅街が広がり、「荻窪」は文化人も多く住む街。 JR中央線、東京メトロ丸ノ内線の2路線が通っていて、丸ノ内線では新宿・東京方面への始発駅になっているのもポイント高いですよね。 眠い朝も、座って通勤可能なのが嬉しいですね。 吉祥寺、中野、高円寺、秋葉原など、ショッピングへも簡単に出られると同時に、赤坂見附や大手町、霞が関など都心に勤める社会人にに利便性が非常に高い街となっています。 駅前には商業施設や商店街、24時間営業しているスーパーなどがあり、近くには大田黒公園という、紅葉のライトアップが有名な日本庭園があり、区立図書館など生活環境も申し分ない環境となっています。 住環境のポイントが高いのが、上位3駅のなかでもっとも3LDK以上の物件の家賃相場が、最も安いというともあります。 ファミリー層にとっては、都心へのアクセスと家賃相場を勘案すれば非常にお得な街と言えるでしょう。

都営三田線、JR山手線、東急目黒線、東京メトロ南北線の4路線が乗り入れ、交通利便性が非常に高い目黒駅となります。 「ヒルトップガーデン目黒」や「アトレ目黒1・2」といった、複合商業施設が駅と直結している都会的な部分に加えて、落ち着いた大人の雰囲気も持ち合わせたエリアになっています。 少し歩けば、国立科学博物館附属自然教育園や目黒川やなど、自然豊かで、神社仏閣も多い街となります。 2017年末の完成に向けて、かつてない規模の複合再開発（ツインタワー）を建設中で今後さらに人気が高まるかもしれません。

人気の衰えない「武蔵小杉駅」がある川崎市は、昨年「待機児童ゼロ」を達成するなど子育て世代にも嬉しい街となっています。 最近では「ムサコ妻」なる呼び名も生まれるほどです。   交通の面から見ても、新宿や品川、渋谷、、東京まで20分程度と、都心へのアクセスも抜群で、バランスの良い暮らしやすさが人気の理由のようです。

2016年3月には上野東京ラインが開通し、渋谷・新宿・池袋だけでなく、品川・東京などのオフィス街へもさらに出やすくなった「赤羽駅」。 2014年11月には駅高架下に複合商業施設がオープンしました。 また、北区（赤羽）は、子育て支援に力を入れていてるところもいい。 第6位「西葛西駅」や第10位「平井駅」がある江戸川区は、区独自の「乳児養育手当」があり、「公園面積が東京23区中、第1位」と自然も豊富で、子育てに適した街といえます。 都心へは20～30分程度と、通勤にも適しているので、共働き世帯にも暮らしやすいでしょう。

「人気の沿線」ランキングでは、人気駅にランクインした中野駅や荻窪駅を通る

「JR中央線」が第1位。

高円寺や吉祥寺、阿佐ヶ谷などの人気エリアと、新宿、飯田橋、東京といった主要駅を結ぶ沿線は、駅周辺に充実した商店街・商業施設が広がっていて、非常に人気のエリアとなります。 沿線には上智大学、東京理科大学、一橋大学など大学も多いため、賃貸ニーズが高く、供給量も群を抜いて多いです。  

第2位は「JR山手線」。

家賃相場は高めですが、日暮里から池袋の間あたりではリーズナブルに賃貸物件を借りることもできます。 ネックだった通勤電車の混雑度の高さも、上野東京ラインの開通によりだいぶ緩和されました。   第3位「JR総武線」と第4位「JR京浜東北線」は、 都心から東京都下や千葉県、神奈川県、埼玉県の住宅地へと伸びており、幅広い条件から部屋を探すことができるのが魅力です。   「家賃を上げずに通勤時間を半分に減らしたい」「子育の環境に良い治安の良い街」などフンワリした相談でも、地元に根付いた不動産屋さんなら条件にあった部屋を探してくれると思います。